最近は、住宅ローン検討する方で「元金均等返済にしたい」と考える人が増えてきているそうです。
理由は、元利均等返済より得だと聞いた、というのが理由のようです。
まずは、多くの人が利用する元利均等返済についておさらいです。
この返済方法は、毎回の返済額が同じ額になる返済方法です。
これは元金と利息の合計額が同じになるように計算されているためです。
つまり、金利が変わらない限りは、毎回の返済額が一定になりますので、返済計画が立てやすいという点メリットがあります。
しかし、毎回の返済額は一定ですが、元金部分と利息部分の内訳が回によって異なっているため、返済当初は、月々の返済額に占める割合が、利息部分が多く、元金部分が少なくなり、元金の減り方は遅くなってしまうことになります。
これに対して、元金均等返済は、毎回支払う「元金」部分が均等になる返済方法です。
毎回の返済額は、元金部分に、残高に対する利息額を上乗せして支払うことになります。
残高が減りに比例して利息額も減っていくため、当初の返済額が一番多くなり、だんだん返済額は少なくなっていきます。
つまり、当初の支払額の負担が重くなりますが、元金部分の減り方は早くなるということになります。
元金均等返済のほうが、元金の減りが早いため、総返済額が元利均等返済より少なります。
しかし、たとえば、30年ローンで比較した場合、当初の十数年間は、元利均等返済より返済金額が上回ってしまいます。
これからすぐに教育費負担等が必要となるご家庭などの場合、返済の負担が大きく圧し掛かることになってしまいますので注意が必要です。
また、繰り上げ返済をうまく利用するなど、返済の仕方を工夫すれば、元利金等返済でも元金均等返済の場合とほぼ同じ額に近づくことができることがあります。
その他にも、元金均等返済は、全ての金融機関で取り扱っているわけでもないので、元金均等返済にこだわってしまうと、住宅ローンの選択肢を狭める結果にもなりかねません。
元金均等返済の「メリット」のみに目を奪われず、ご自分のライフプランに合わせた無理のない返済方法を選択することが一番おとくなローンを選択したことになります。
この記事は下記を参照しました。
http://allabout.co.jp/house/housingloan/closeup/CU20061225A/index.htm
